働きやすさは足元で決まる!

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仕事中の事故にご用心!

厨房で起きやすい労働災害

厨房での仕事は体力が勝負。また、一般家庭の台所とはスケールも動き方も違い、労働事故も少なくありません。

労働災害の報告書によると、食品加工業でもっとも多いのは「転倒」や「墜落・転落」で、滑ったり足を踏み外したりしてケガを負う事故。次に挙げられるのが、「はさまれ・巻き込まれ」事故で、これは食品製造で使うオートカッターやミキサー、自動コンベアに手や服を巻き込んでしまうもので、たいへん危険です。さらに刃物で手を切るなど「切れ・こすれ」も少なくありません。

さらに、感電や火災などの大きな事故も毎年報告されています。

飲食サービス業の労働災害

お客さんに気を遣いながら動き回るフロアの人たちも、厨房と同様、転倒事故が一番多くなっています。また、似たようなケースで「衝突」も多く、運搬物や人どうしがぶつかりやすい環境にあるということもわかります。

さらに、給仕の時、高温に接触してしまうことも少なくありません。「手に持った皿はどんなことがあっても決して落としてはいけない」という先輩ギャルソンの教えを忠実に守っているスタッフの手にはいくつもの古いヤケドの跡が。恐らく何度かお皿を取り落としそうになる危機があったのでしょう。

食品業界の「職業病」

仕事が原因で、病気を引き起こしてしまうことがあります。労働基準法に記された例としては、転倒して頭を打ち、脳に障害が残ってしまった、長時間作業で腱鞘炎や関節炎を患った、また、室温が異常に高くなったため熱中症を起こした、などがあります。

そんな中、食品業界の職業病ともいわれる病気は、何といっても腰痛です。立ちっぱなしの作業や、重いものを何度も持ち運び、不自然な体勢で作業することもしばしばです。冬の厨房はとても冷え、つらいものです。腰痛は慢性化しやすいもの。床の衝撃を和らげるような腰を守る靴を履くなどの対策を早めに考え、自分の体を守りましょう。