働きやすさは足元で決まる!

HOME » 靴と足の健康 » O脚と関節痛の関係

O脚と関節痛の関係

赤ちゃんの足はO脚

両足をそろえて立った時、ふくらはぎ・膝・太ももがつかない足の状態をO脚と呼びます。

赤ちゃんの足はO脚ですが、成長するに従って真っすぐになり、2歳頃には目立たなくなります。歩き始める頃に無理に歩かせて、O脚のまま大きくなってしまったり、先天的に骨が曲がっていることもありますが、それらはごくまれなケースです。

O脚の人の大部分は生活習慣のクセで歪みが生じてしまった、いわゆる後天性のものです。

大人のO脚は日常動作が原因

日本人の日常には、O脚を引き起こしやすい動作がかなりあります。正座や横座り、お尻の両側に足を崩した“ぺちゃんこ座り”。椅子で足を組む、内股歩き、前傾姿勢の猫背など、思い当たるポーズはありませんか?

これらは足の関節にねじれを生み、徐々に内股がゆるんでしまいます。そして、それを放っておくと、不自然な力がかかり関節が耐え切れなくなって軟骨がすり減ったり、関節そのものが変形する「変形性関節症」になってしまうのです。


変形性関節症になると完治は難しく、また関節の激しい痛みで歩きにくくなることで、足の筋肉が退化し、さらに症状が悪化するというスパイラルに陥ってしまいます。そうならないためにも、早めに悪いクセを直し、ケアすることが必要なのです。

歪みを改善する方法

軽いO脚は座り方や歩き方に気をつけるだけでもかなり効果があるようですが、一見してハッキリわかるO脚は、整形外科のアドバイスを受けた上でケアしていくことをお勧めします。

  • 特別なインソールを使う
    O脚用のインソールは外側が1センチ前後高くなっています。外側に傾いている重心を中央に寄せ、足の曲がりを矯正していきます。ドラッグストアや通信販売で手軽に買えますが、効果をあげるためには、自分のO脚の状態に適した傾斜が必要です。医師の処方箋をもらった上で手に入れましょう。
  • 足の筋肉を強化する
    筋力低下は、O脚だけでなく関節の痛みにもつながります。毎日少しずつでもトレーニングして、気長に筋力をアップさせましょう。

参考までに、太ももの筋肉を強化する簡単な方法を記します。

  1. 椅子の背に深く腰かけ、ゆっくり5つ数えながら太ももとすねがまっすぐになるところまで上げる。つま先を立ててから、再びゆっくり5つ数えながら元の位置に戻す。両足各10回。
  2. 仰向けの体勢で軽く膝を曲げ、両膝の間にクッションなどを挟んで両ももの内側に力を入れてクッションを押し、ゆっくり10数えてから力を抜く。20回。