働きやすさは足元で決まる!
日本で製造されている靴のサイズは統一規格(日本工業規格)によって「足長」と「足囲」の2種類が決められています。
足長は、平らなところで両足を平行に開いて直立し、爪先からかかとまでの一番長い場所を計った数値です。JIS規格の単位はcmで、「23」や「24.5」と表記されます。
足囲は、足幅の一番広い部分の周囲を計測した長さです。これは細い順からアルファベットで表記されますが、一般でよく見かけるのは「E」、またさらに「EE」「3E」などと記されることもあります。
靴のサイズに関する統一規格は、1982年に全面的に見直され、サイズのバリエーションを増やしたことで、98%以上の日本人の足をカバーできるようになったといわれています。
靴の専門家によると、合った靴が見つからないのは、自分のサイズを勘違いしているケースが多いからだとか。いつも合わない靴しか買えない、という方には、一度足のサイズを計測してみることをおすすめします。シューフィッターのいるお店で測ってもらえば正確な数値がわかりますが、ご家族やお友達と協力すれば、自宅でも計測できます。
まず一枚の紙を用意し、直角に交わった十字線を引きます。十字の角にかかとを合わせ、縦線に足のタテを沿わせるように立ちます。爪先の一番長いところをマークし、十字の横線と平行に線を引きます。十字と十字の間の長さが足長となります。
足囲は同じように直立した状態で、親指外側の出っ張っている関節部分と小指側の関節で一番出ている部分をぐるりと取り巻くようにメジャーで測ります。
足の大きさは一日の中でも体のコンディションによって変化します。時間があれば、時間を変えて何度か計測してみましょう。足のサイズが分かるだけでなく、ちょっとした体調管理に役立つかもしれません。
外国ブランドの靴はメディアで取り上げられることも多く、デザインの美しさや素材の良さなどが日本の消費者に支持されています。
欧米の靴のサイズ表記は日本と異なります。日本では「足入れサイズ」、つまり先述の通り、足の実寸をcmであらわしたJIS規格であるのに対し、欧米では「靴型サイズ」といって、履いた時の余裕(捨て寸)を含んだ靴自体のサイズをインチ単位で表示します。
小さい頃からJIS規格での靴選びに慣れている日本人は、インチを使う欧米サイズの靴を選ぶとなるとわからないという方も多いでしょう。センチをインチに換算すればおよその目安は分かりますが、どうしても誤差が出てしまいます。
また、元来、外国人の足型に合わせて作られているインポート靴は、幅広・甲高といわれる日本人の足形傾向と一致しないことも多々あるようです。フィットするものはやはり国産の方が多いのが現状。購入の際にはその点も注意が必要です。